2009年9月16日水曜日

ハローキティとオズの魔法の国・スポンサーが付いた記念

ピューロランドのショーはスポンサー企業が付いてるものと付いてないものがあります。ボートライドはフコク生命。ひみつの扉は富士通。Believeは伊藤ハムでしたか。どれもこのブログでは紹介していませんが。Someday IIはフリューがスポンサーだったけどSomeday IIIはスポンサーなし。不景気だからでしょうか。くるみ割り人形は、セディナ(旧OMCカード)がスポンサーでした。

「オズの魔法の国」もセディナ提供でしたが2009年9月からパリミキがスポンサーに。会社の名前は「株式会社 三城」なんですね。初めて知りました。セディナが降りてパリミキが乗ったのかと思ったんですが、セディナは引き続きメルヘンシアターの提供で、パリミキはオズの提供ということのようです。前説では「セディナがお送りするメルヘンシアターへようこそ」「めがねのパリミキがお送りする『ハローキティとオズの魔法の国』」と言い分けていました。

パリミキ提供になって、劇中で使われるエメグラがかなりデコラティブなものにグレードアップして一個ずつ違うデコレーションが施されたものになりました。せりふもちょっとだけ変わりました。ストーリーとは関係ない変更ですが、メガネ屋さんがスポンサーになったことを知ったうえで聞くと、なるほどそうだよねとニヤリとしてしまいます。うまいとこに営業かけた広告と、乗ったパリミキに拍手!

2009年7月20日月曜日

ハローキティとオズの魔法の国・DVD発売記念

ご無沙汰しています。全然宣伝もしてないブログで更新もしばらくしていませんでしたが、まだたまにアクセスをいただいているのでちょっとだけアップデートします。

オズは初日から3カ月経ちました。私はピューロランドに行っても観たり観なかったりですが、相変わらず音楽は気に入ってまして、入ったときは聴き入ってます。

早くDVD出してほしいなと思っていたところに発売のアナウンスがありました。一般の発売は7月22日ですが、6月26日にピューロランド限定で先行発売になりました。6月25日の株主招待日に遊びに行ったら一足早く売られていたのでさっそく買ってきました。字幕をONにすれば曲名と正確な歌詞がわかるのが喜ばしいです。

この演目で一番のお気に入りの「イエローロード イエローロード~」の曲名はずばり「イエローロード」でした。字幕ではキティが歌うのが「イエローロード1」、かかしが歌うのが「イエローロード2」、ブリキマンが歌うのが「イエローロード3」、ライオンが歌うのが「イエローロード4」となっています。オズがキティに家族の大切さを歌い聞かせるバラードは「FAMILY」でした。

内容は改めて書くまでもなく、あのオズの魔法の国そのものです。くるみ割り人形のDVDは観客をエキストラで入れての撮影だったと思いますが、オズは観客なし、前列の座席を撤去してカメラを移動させるレールを敷いて撮影しています。DVDには特典映像としてレビューの稽古風景、オズ役の市村正親さんのインタビュー、デビリーヌ役のちあきしんさんのインタビューが収録されています。市村さんのインタビューの後半にある「FAMILY」のレコーディング映像がとても良かった。

撮影風景を収録したピューロ限定・枚数限定のおまけDVDも付いていました。レジのところでお姉さんがせっせと袋詰めしていました。おまけDVDのほうは,Making ofを期待すると拍子抜けすると思います。全編の撮影風景が飛び飛びに収録されていますが「ああこんなふうに座席を撤去して撮ったんだね」とわかるくらいの感じです。キティが「イエローロード1」を歌いながら最前列の席の前を歩いていくシーンが好きで、おまけDVDでもそれをぐぐっと寄って撮っているところが映っているのですが,本編にはそのテイクは使われていなくて残念。実地に観て楽しい視点とテレビ画面で観たときに楽しい映像は違うってことなんでしょうね。

ミュージカル映画の「オズの魔法使」も鑑賞したのでついでに。

まずマンチキン国の総天然色に驚かされました。この演出は聞いて知ってはいましたが、実際に観て「おおっ」と声を上げてしまいました。封切り上映でこの映画を観た人もさぞや驚いたと思います。

映画版は、オズの国に登場する主要人物たちが前後のカンザスのシーンでドロシーを取り巻く大人たちとして登場します。文章ではくどくなりすぎてとてもできない演出ですが、映像なら一発でわかります。映画ならではの楽しさです。

オズ大王は、カンザスのシーンで奇術師のマーベル教授として登場します。家出してきて「外国に連れてって」と言い張るドロシーをいんちき占いでやんわりと家に帰すのですが、オズの国での魔法やプレゼントも、いわばいんちきなわけで、こんなふうに台詞や性格にもカンザスとオズの国でちょっとしたつながりを持たせてあって観客を喜ばせてくれます。

ということで千秋楽間近の劇団四季「Wicked」も俄然気になりだしましたが、これは残念ながら行けそうにないです。グレゴリー・マグワイアの「オズの魔女記」という原作があるそうで、そっちを読んでみようと思います。読むと行きたくなって行ってしまいそうな気もしますが。

2009年4月23日木曜日

ハローキティとオズの魔法の国・その6


オズの魔法の国の感想第6弾です。とりあえずこれでひと区切り付けます。

ピューロ版「オズ」は、原作の世界を下敷きにした、仲間(ななしのかかし、ブリキマン、弱虫のライオン)との旅や、異国(マンチキン国、エメラルド・シティ、東の国)の風景とを歌とダンスで楽しみつつ、ストーリーとしては、離ればなれになった家族のもとにキティが帰るまでを観るのが一番楽しいと思います。

ピューロランドのショーとしては長い40分の上演時間も、原作の「オズのまほうつかい」を念頭に置いて観るととても駆け足です。すでに書きましたが、原作の味わいは、登場人物それぞれがオズからもらおうと思っているものを、旅するうちに自分の力で手に入れていくことを描いた数々のエピソードにあると思います。ピューロ版の「オズの魔法の国」にはその過程がほとんど描かれていません。ですから「原作がどこまで再現されているか」という目で見ると残念に思うかもしれません。

しかし、家族と離ればなれになったキティの物語として観れば、そのような駆け足感はありません。私も初めて観たときは原作が念頭にあり、「どうしてオープニングに取って付けたような誕生パーティがあるんだろう?」と思いました。でもクライマックス直前のシーンでオズがキティに歌いかける「パパとママがいるから君は生まれた」ということばとのつながりに気づき、冒頭でキティとミミィの誕生を祝うことの重要性が理解できました。家族のつながりを象徴するパパからの誕生日プレゼント、それがオズの国では使えなくなってしまうこと、そしてオズや仲間たちの助けで無事に家族のもとへ帰ることなど、キティと家族のお話として観たときの「オズの魔法の国」は、起承転結がはっきりとした、まったくピューロランドらしい素敵なストーリーになっています。魔法の銀の靴を、原作とは違う「願いをかなえてくれる靴(ただし条件付き)」に変えてあるのも、このストーリーにかっちりとはめるための仕掛けだったわけですね。

などと、このブログを書くためにいろいろ考えてみて、ミュージカル映画の「オズの魔法使」では原作とどう折り合いを付けているのかに興味がわき、DVDを買ってきました。こちらも楽しんで観てみようと思います。メルヘンシアターにもまた観に行きますよ!

HELLO KITTY BLACK WONDERのブロガー招待には外れたようなので、ここに書けるかどうかはわかりません。諸国漫遊記もシナモンタウンも一回も入ったことがないダメゲストなもので。

ここまでお読みくださった方、どうもありがとうございました。

ハローキティとオズの魔法の国・その5

オズの魔法の国の感想第5弾です。

2006年のくるみ割り人形の上演が始まるときは「キティが初の男装を披露!」みたいなことが喧伝されていたような記憶がありますが、今回は「くるみ割りに引き続き今回も宝塚スタッフが…」的な話のほかは特に宝塚っぽさを強調する事前情報がなかったように思います。

今回は“初”の男装ではないという事情もあるでしょうけど、劇中でも男性の声は男性が演じているあたり、意図的に宝塚色を弱めているんでしょうか。でも前作同様のレビューがあります。構成はくるみ割り人形とほとんど同じです。きっと様式としてこのように決まってるんでしょうね。

以下写真です(大きいの1枚だけ)。



写真の選定に苦労するのでレビューはコラージュでお茶を濁すことにしました。ちっちゃすぎてわからないかもしれませんが、いろいろな人が出演されています。

2009年4月21日火曜日

ハローキティとオズの魔法の国・その4

サンリオピューロランドで上演中の「ハローキティとオズの魔法の国」の感想第4弾です。

キティが最初に手に入れる魔法の銀の靴は、原作ではそのものずばり好きなところに運んでいってくれる靴です。ただ、ドロシーは、それが魔法の靴らしいことこそ知ってはいますが、その具体的な能力や使い方(かかとを三回たたく)は知らずにいます。あとになってからカンザスに帰る手段は最初から手に入っていたことが明らかになるわけです。「欲しいものは人からもらう前に手に入れていた」というのは旅の道連れ三人と一緒ですね。ちなみに原作ではオズもその使い方を知らず、紆余曲折の末ついに南の魔女・グリンダがドロシーに教えてくれます。

一方、ピューロ版ではこの靴はもうちょっと便利そうな「願いがかなう靴」として出てきます。キティはマンチキン国でその靴をもらうときに、はじめからそのことを聞かされており、すかさず家に帰るために靴を使おうとして失敗します。オズは結局魔法使いではなかったわけですが、この靴の使い方はよく知っていて、失敗したときになにが欠けていたかをキティに歌い聞かせ、クライマックスシーンとなります。

この前後の市村正親さんのしゃべり声と歌声がすばらしいです。公式サイトでの「市村正親さんがオズ役に決定」という発表は、目にしていながらまったく読み流していたんですが、ビデオ録りしたときの音声を聴いていて「いい声だなぁ、そういえばこれが市村正親さん? ああ、あれって大ニュースだったんだー」と逆順にたどって納得。これを聴くためにメルヘンシアターに入ってしまいそうです。

以下写真です。エンディングまで行くのでご注意。


わしは、わしは…メガネ屋じゃ

いろんなものを持っているのね

マンチキンで試したけどダメだったの

さあキティ、祈りを込めてかかとを三回たたくんだ

いち!

に!

さん!

愛する家族のもとへ…!