湖のメルヘンについてその他思ったことをちょっとだけ。ネタバレ込みです。まだほんの数ステージしか観てないので見落としや誤解があったらごめんなさい。少なくとも初見に近い状態の私にはそう見えた、ということでご容赦を。これから何度も観るので気づいたら適宜修正を入れます。
- リオが最初に人間の姿でアランの前に現れるシーンの演出にやりすぎ感。文章やアニメならなんの問題もないと思うけど。何度も観たら慣れるものでしょうか。
- 追記:慣れました。やり過ぎ感は「演出に」であって「演技に」ではなかったので、わかってしまえば微笑ましく観られます。
- 雑技団の輪縄の演技中の衣装はもっとシャープなやつがいいです。オープニングシーンの作業着のイメージ(こっちは似合ってます)や見せる雑技のすごさとの落差が大きくて、観ていてなんとも居心地が悪いです。せっかくいけてる若者が勢ぞろいしているのでかっこいい路線でお願いしたいです。
- マネージャーさんが名前もなくて脇役過ぎます。序盤でアランの才能を認めていたり過去の痛手を気遣ったりしているそぶりは見せていたと思うのですが、そこまででおわってしまいます。もっと二人の友情を強調してくれないものかと。アラン×リオのラブストーリーのほうがぼやけてしまいますかね。
- 追記:演技の難しそうな役どころでストーリーにも絡むし、ダンスや衣装替えも多めで実はおいしい役なのかもと思い始めています。
- 上と関連して、アランとリオも成就せずに終わってしまう悲恋で、リオの運命が悲しいわりにその代償で得るエンディングのハッピー度が今ひとつ。超ハッピーエンドな海メル(結婚式。ブーケトスで幕)のイメージを引きずっちゃ行けないとは思いますが。せめて、リオもどこかで幸せに暮らせることになったと明かしてほしい。例えばリオが妖精になって樫の木に宿る舞台効果をちょっと入れるとか。入ってないわけがないような気もしてきたので次はこの辺もじっくり観てきますね。
- 追記:やっぱりそんな効果はなくて、リオは身を削ってホテル・スワンの完成を信じて満足して去っていったということのようです。それともラスト・シーンでいったん溶暗した後のシーンがなにかを象徴しているんでしょうか。