昨日、ネット上でGoogleからの参加要請を目にして、安否情報サービス「パーソンファインダー」へのデータ入力ボランティアに参加しました。
各地の避難所からGoogleの画像共有サイト「Picasa Web」にぞくぞくと送られてくる避難者名簿のデジカメ画像などを目視でテキストデータに起こし、そのテキストデータをパーソンファインダーの「この人が生きているという情報を入手しました」という区分でこつこつと登録していきます。
私がやったのは主に画像から起こされたテキストデータのパーソンファインダーへの登録作業です。パーソンファインダー上で名前を検索し、未登録ならデータを新規作成、避難場所やその名簿写真がアップロードされているアドレス、そして一緒に名簿に載っている家族とみられる方の名前などを入力していきます。
全部で250人分くらい登録したでしょうか。その間に全体では情報が4万件くらい増えていました。きっと何百人もの、ひょっとすると1000人以上の人が参加していたんだと思います。
地震・津波を生き延びて、どこかでなんとか夜を過ごしている人の名簿だとわかっていても、身近な人を亡くしているかもしれません。家族そろって無事という情報がすでに登録されていてすこしほっとすることもあったけれど、報道で避難所の窮状を見れば単純に喜ぶこともできませんでした。でもいまできることはこれくらいしかない、と、自分に言い聞かせてひたすら登録していきました。
全体の登録はすでに33万件超。数は力です。私の貢献なんて砂粒程度に過ぎませんが、一人でも多くの人の安心に役だってくれることを祈ってます。
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