オズの魔法の国の感想第3弾です。すでに写真は上げていますが今回から文面でもネタバレしますのでご注意。
すでに上げた写真の通り、ピューロ版の「オズ」にもかかし、ブリキの木こり、臆病なライオンがみんな出てきます。「準備編」でもちょっと書きましたが、原作ではエメラルドのみやこへの道中や西の魔女退治は微グロありの結構な難行で、道連れのみんなの知恵や勇気を裏付けるいろいろなエピソードがはさまっています。
ライオンが仲間を背に乗せて谷を飛び越えるシーン、怪物カリダスから逃れるためにかかしがアイデアを出し、木こりが丸木橋を造り、そこにライオンが留まって仲間を助けようとするシーンなどの名場面もあって、ストーリー面でもそれらが終盤のオズの「きみたちはもうそれを持っている」という台詞に説得力を持たせています。
残念ながらというか、ピューロ版ではそういったエピソードはほとんど省略されていて、あっという間に目的地に着いてしまいます。小説には不可欠な肉付けでも、時間を食うわりに物語が進まないということで舞台や映像にする際には真っ先にカットされてしまうんでしょう。犬のトートーも、いろいろと話の展開を遅らせる役回りなので出すに出せないのかと。
その代わり、ピューロ版には原作にない歌とダンスがあってミュージカルとしての楽しみがあります。特にエメラルドのみやこと西の魔女は原作からかなりアレンジされています。エメラルドのみやこは「エメラルド・シティ」というロケンロールな町になっています。竜巻はカンザスからはるかメンフィスあたりにキティを飛ばしてしまったようです。Google Mapsで見たらカンザス・シティからメンフィスまではおよそ600km。そりゃ携帯も圏外になろうというものです。
西の悪い魔女は原作では名前も出てこないちょい役で、スパイ用メモなみに簡単に退治されてしまうのですが、ピューロ版のデビリーヌは召使いたちを困らせるお取り寄せジャンクフード中毒のおばさんで、「私の食べたことないジャンクフードもってこい」的な持ち歌を聴かせてくれます。テンポに緩急ありのミュージカルらしい楽しい歌です。もっとも、デビリーヌもさらっと退治されてしまいますが。
以下写真です。
すでに上げた写真の通り、ピューロ版の「オズ」にもかかし、ブリキの木こり、臆病なライオンがみんな出てきます。「準備編」でもちょっと書きましたが、原作ではエメラルドのみやこへの道中や西の魔女退治は微グロありの結構な難行で、道連れのみんなの知恵や勇気を裏付けるいろいろなエピソードがはさまっています。
ライオンが仲間を背に乗せて谷を飛び越えるシーン、怪物カリダスから逃れるためにかかしがアイデアを出し、木こりが丸木橋を造り、そこにライオンが留まって仲間を助けようとするシーンなどの名場面もあって、ストーリー面でもそれらが終盤のオズの「きみたちはもうそれを持っている」という台詞に説得力を持たせています。
残念ながらというか、ピューロ版ではそういったエピソードはほとんど省略されていて、あっという間に目的地に着いてしまいます。小説には不可欠な肉付けでも、時間を食うわりに物語が進まないということで舞台や映像にする際には真っ先にカットされてしまうんでしょう。犬のトートーも、いろいろと話の展開を遅らせる役回りなので出すに出せないのかと。
その代わり、ピューロ版には原作にない歌とダンスがあってミュージカルとしての楽しみがあります。特にエメラルドのみやこと西の魔女は原作からかなりアレンジされています。エメラルドのみやこは「エメラルド・シティ」というロケンロールな町になっています。竜巻はカンザスからはるかメンフィスあたりにキティを飛ばしてしまったようです。Google Mapsで見たらカンザス・シティからメンフィスまではおよそ600km。そりゃ携帯も圏外になろうというものです。
西の悪い魔女は原作では名前も出てこないちょい役で、スパイ用メモなみに簡単に退治されてしまうのですが、ピューロ版のデビリーヌは召使いたちを困らせるお取り寄せジャンクフード中毒のおばさんで、「私の食べたことないジャンクフードもってこい」的な持ち歌を聴かせてくれます。テンポに緩急ありのミュージカルらしい楽しい歌です。もっとも、デビリーヌもさらっと退治されてしまいますが。
以下写真です。
エメグラ外すなよ
このシーンの写真を集めるだけで楽しめそうです
「オズ様は願いのかなえ方を教えてくれるってマンチキンが」
ジャンクフード持ってこいなデビリーヌ
「つばさのある恐ろしいサル」がモデルと思われるデビリーヌの家来ジャンキーモンキー
なんとなくディズニーリゾートのステージを思い出します
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