2010年12月23日木曜日

That's Sanrio☆Entertainment!! 2

ザッツ・サンリオエンターテイメントの2010年版。詳細がなかなか発表されずどんな内容になるんだろうと気をもんでいましたが、11月22日に案内が出ました。題して「That's Sanrio☆Entertainment!! 2」。今年は12月29~31日の3夜連続です。60分間のライブショー&ライブ後のフリーグリーティング、と大枠は2009年末版と同じです(2010年春の再演では、ショー後はフリーグリーティングではなくお見送りでした)。2009年末版との違いは

  • 三日間通しのチケットがある
  • 本編のMC3人によるトークショーがある
  • 公式DVD発売

といったあたり。

チケットはもう発売になっています(通しチケットは12/4発売、1日チケットは12/11発売)。通しチケットは追加特典があって、その一つがMCの3人との「合同」おふれあいタイム。12/29と12/30の二日間、昼と夕方のパレードの間の時間帯にあります。合同というのはMCの3人がひとかたまりになって待っているということでしょうか。1分間の時間制限あり。グリーティングとなるといつもどぎまぎして1分どころか10秒くらいでそそくさと去ってしまう私としては逆に不安なくらいの長さです。公式ブログの宣伝を見ると、時間内に収まればサインをお願いするのもOKみたいです。ライブショー後のフリーグリーティングのときに、MCの3人は知恵の木ステージで引き続きMCをやる(個別に話したり一緒の写真撮影はできない)らしいので、ワンチャンスです。プラス、三日通しチケットにはMCのサイン入り色紙プレゼントとグッズの先行販売への参加の特典もあります。

トークショーは、「ビフォアトークショー」と題して大晦日の昼間に館のレストランで開かれます。このチケットも12/11発売でした(12/20ころに売り切れました)。出演は同じくMCの3人です。ドリンク&お菓子、3人との記念写真付きです。去年の年末に、年末スペシャル(That'sのほかにSomedayコンサートや夜を楽しまNightスペシャルもありました)の宣伝として公式サイトに公開されていたトーク音声が結構面白かったので、このトークショーも結構期待できそうです。ほかの出演者も一部の人が声の出演をするみたいです。

そして待望の公式DVD。当日に予約を受け付け、引き渡しは後日(2011年2~3月)。昨年度の映像ではなくて、この年末に上演する2010年版を録画、編集したものになるみたいです。この冬は、ここ数年の恒例だったエンターテイメントホールでのミュージカル上演がない(去年は湖のメルヘンをやっていました)ので、去年パワフルなアクロバットを見せてくれた雑伎団の出演はありません(再演時にパレードから出張して出ていた3人は今回も出演されます)。また、公式サイトの案内を見ると

【ライブショー】
サンリオピューロランドから生まれたライブショーの懐かしい名曲が続々登場!
さらに毎日内容が変わる「バラエティコーナー」や、懐かしのキャラクターたちのダンスも必見!?

だそうなので、サンリオ/ピューロランドのオリジナル曲がメインになりそう。そのおかげで権利関係をクリアしやすくなってDVDが出る、という運びになったのかな。去年はかなりややこしそうな楽曲がてんこ盛りだったので。

ライブショーには日替わりのバラエティコーナーがあります。12月29日が「キャラクターソング リクエストベスト10」、12月30日が「20周年ピューロランド試験決勝戦」、12月31日が「演目対抗ゲーム」です。

12月29日のキャラソンリクエストは、事前に公式ホームページでリクエストを受け付けて、それをこのコーナーで発表する内容とのこと。1位になった曲は当日生で聴けるみたいです。今のところキャラソンではなくMCの男性二人の曲が上位争いをしています。出演予定に入っていないばつ丸、クリリン、つん子、マイメロディ、たぁ坊ならゲスト出演ということになるのでどうせならそっちを観たい気もしますが果たしてどんな結果になるでしょうか。

12月30日のピューロランド試験の予選は、11月27日・28日のスペシャルイベント「No Puroland No Smile」で実施されました。某SNSにも試験問題が載っていますが、私にはとうてい太刀打ちできない世界です。

そして12月31日の「演目対抗ゲーム」。上演中の演目の出演者でなにかやるんでしょう。ステージには出ないライブエンターテイナーの方や、一部のキャラが映像出演すると発表されています。

年末の押し詰まった時期ですが観てきて感想書きたいと思います。

2010年12月11日土曜日

ピューロランド20周年記念記者発表会

12月7日はピューロランドの創立記念日。2010年で20周年です。20周年当日のオープン直後に記念セレモニーがある、というのは公式サイトでも案内されていましたが、マスコミ向けの20周年記念記者発表会への招待(35組70人)への案内がメールできて、応募したら大当たり。で、行ってきました。師走の平日だから競争率低かったんでしょうか。これまでブロガー招待には何度か当たっていますが、今回は「絶対来てね」的なプレッシャーがいつもよりきつい案内でした。これまでも招待をぶっちしたことはありませんが。

20周年記念セレモニーは10:05から大型スクリーンの前で。スタッフの方もたくさんいらっしゃいました。キティがスピーチをした後、グリーティング大会です。普通の平日よりは人多めでしたがもちろん休日ほどの混雑ではなく快適なグリーティングでした。

八王子経済新聞さんがビデオを公開しています


記者発表会場はメルヘンシアターです。センターブロックの最前列がカメラマン+関係者席。そのうしろ6~7列(左右ブロック込み)が招待客席、その後ろが記者席でした。西川貴教さんがゲスト参加予定、ということだけ明らかになっていて、そのせいか撮影/録音機材の持ち込みは禁止でした。西川さんのファンクラブでも招待客を募っていたみたいです。キティとTMRとはどういう縁かと思ったら、夏にロックフェスでキティと共演してたんだそうです。

佐藤社長の挨拶の後、20周年記念のテーマソング「Thousands Morning Refrain」の発表(発表会で流れていました)、TMRプロジェクト15周年の記念イベントを2011年5月13日にピューロランドで開催することなどの発表がありました。Thousands Morning Refrainの頭文字を取るとTMR。頭字語がTMRとなるタイトルはアルバムの中で1曲だけ、特に思い入れのある楽曲に付くものだそうです。

記者発表は当初1時間の予定とされていましたが、ぴったり30分でおしまいでした。サンリオの辻社長はこの日が誕生日で、この記者発表にも出席されるかと思っていたのですが姿が見えませんでした。急遽取りやめになって、そのぶん早めに終わったということなのかもしれません。

最後にマスコミ向けのフォトセッション。ナタリーなどに写真が上がっています。見慣れないキャラは「タボ君」というファンクラブのマスコットとのこと。西川さんのファンと思われる一団はタボ君登場に歓声を上げていました。

2010年11月3日水曜日

Sanrio All Stars ~small gift big smile~・発売中止?

かなり楽しみにしていた「Sanrio All Stars ~small gift big smile~」(AVCD-38175)、複数のショッピングサイトで「購入できません」「発売中止」といった表示が出ています。どういう事情かはわかりませんが出ないことになっちゃったんでしょうか。

追記:やっぱり発売中止みたいです。予約していたお店からキャンセルの連絡が来ました。

ピューロランド限定ででも売ってほしい。いっそサイン入りとかでどうでしょう?

2010年10月22日金曜日

ミュージカルSomeday・再演

2010年4月に上演された「ミュージカルSomeday完全版」の再演(9月25日と26日の2夜連続上演)を観てきました。4月の初演のときにも思いましたが、やっぱり私はアレグロとバラードが出てくる2部相当部分が楽しいです。1部をリアルタイムで見ていないのと、3部は今のところいつも見ているせいでしょう。

特製ショープログラムを買ったら、原作/脚本/演出/音楽の八幡茂さんの文章が載っていて、そこに「テーマパークの演目で続き物は前代未聞、中でもSomedayIIは苦心した」というようなことが書かれていました。アレグロとバラードはきっとその苦心の産物だったんですね。

すーわっ
初めてこのシーンを観たときに、「ミュージカルって楽しいなぁ」と思った記憶があります。

ときを忘れいつまでも♪
なるべく観て楽しもうと思っていても、もうあと何回観られるかわからないので楽しいシーンはやっぱり撮りたい。

命の水の伝授
良いアングルだったのでこれもパチリ。

やったー!
このシーンも、うまく撮れたときの満足度が高めです。

フェアリーランドシアターは飲食禁止ではなく、開演待ちや休憩の時間には飲み物やおやつも売られていました。最後はフェアリーロードでのお見送りです。やっぱり緊張してたいした会話はできないのですが、2時間もの舞台の後にもかかわらずみなさんにこにこして握手に応じてくれました。

ショープログラムのほか新発売のサントラCDも購入しました。今回はとりあえず第1部の曲だけ収録でした。2部と3部の分が発売になるように最低でもあと2回はコンサートなり完全版なりやってもらわないとですね。2010年末と2011年春かな。

2010年10月9日土曜日

Sanrio All Stars ~small gift big smile~

新しいCDが出るみたいです。

「2010年、50周年を迎えるサンリオとのタイアップコンピレーション!
サンリオが運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」のショーやアトラクション音源をCD化!!
今年は例年と異なり、通常は1業種1キャラクターですが、今年のみアートワークに全キャラクター使用可能!!
そこでテーマパーク内音源に加えて各主要キャラクターにちなんだ楽曲を集めたサンリオオールスターズコンピ!!
収録内容はサンリオが運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」のショーやアトラクション音源に加え、大人気サンリオキャラクターのテーマソングに子供向けの振り付けを作成。
サンリオショップでのキャラクターを用いた告知展開を実施。
・サンリオハートフルパレードBelieve
・Happy☆てぃんくる
・Can’t Take My Eyes Off You/HELLO KITTY
他 既存楽曲Remix含む全10曲収録予定 
(出典はたぶんavexのリリース情報)


「ショーやアトラクション音源」…ですと?!

全10トラック収録。うち3トラック確定。Happy☆てぃんくるはアニメ「ジュエルペット てぃんくる」のOP曲。Believeはわざわざ“サンリオハートフルパレード”と枕を付けているのでメドレーでしょうか。Can't Take My Eyes Off You、いわゆる「君恋」はキティによるカバーで、Top the TOPのパーティタイムで流れます。曲名、ofが抜けてない?と思ったらofありofなしの両方の表記があるみたいです。

残すは7トラック。主要キャラクターってだれだろう。マイメロディ、リトルツインスターズ、シナモロール、シュガーバニーズ、あとはうさはなといったところ?

あまり古い演目のものは入れないような気もしますが、天使の大行進、ブルーズクルーズショー、ハッピーキャラバンなどぜひほかのソフトでは聴けないラインナップになっていてほしいものです。エンジェルマーチ、イマジネーションジャーニー、あとはハッピーキャラバンのオープニング曲あたりが入ってると大変うれしいんですがマニアック過ぎちゃうかな。季節柄、ボーナストラックでBelieve in Christmasとイルミナントクリスマスの曲もほしい。

かなり楽しみです。

2010年9月28日火曜日

みらいレボリューション・エボリューションズ

2010年6月25日に始まった「みらいレボリューション」。はや3カ月です。7月ころにパラダイス博士の台詞などに小さな変更が加わっていたのですが、9月に入ってからシーンの順序入れ替えを伴う変更がありました(スタッフのお姉さんに訊いたら9月7日か8日からとのこと)。

シーンの入れ替えによって、「未来を変えるために」という動機付けが少しだけ後ろに引っ込み、代わりにシナモンを追いかける筋が強調されています。併せてタイムマシンやコミュエネの説明シーンが少し簡略化されました。

江戸で悪そうな人に取り囲まれるシナモン
この変更で、ストーリー展開は「起承転結」により近い、すっきりとしたものになりました。シナモンを追う流れを明確化したことでドタバタした要素も加わりました。観ていてだいぶ軌道に乗った感があります。シナモンには災難ですが。もっとも、子供たちは前も今も相変わらずノリノリでコミュエネをチャージしているので、実際のところどうでもいいことなのかもしれません。

JPのみなさんは白っぽいので割とよく撮れます

2010年8月2日月曜日

「ジュエルペットのどきどき! マジカル☆マーチ」観てきました

天使の大行進に代わって2010年7月17日に始まった新しい行進ショー「ジュエルペットのどきどき! マジカル☆マーチ」を観てきました。天使の大行進が大好きだった私としては、文字通りどきどき!しながらこの新ショーを待っていたわけですが期待に違わぬ楽しいショーで、むしろ楽しみが増えた気分です。

音楽は基本2曲+そのバリエーションでしょうか。メインテーマはアイドル歌謡曲っぽい楽曲で私は勝手に「女王さまになるために」と呼んでます。魔法のお勉強のシーンで流れるアップテンポな3+3+2バージョンと、行進のときに流れる普通の8ビートバージョン、それからオープニングもこの曲のチャールストンっぽいサビを使ったバリエーションですね。聖子ちゃんの80年代のレパートリーに入ってそうなアレンジで「ショーが始まるよ!」という感じでわくわくします。

キティの制服が委員長さんぽい。制服に委員長もヒラもないはずなんですが

魔法学校の先生、キティちゃん、ジュエルペットたちが出てきて自己紹介したあとすぐの、わがままお姫さま一行の登場シーンがたまりません。このシーンの曲もやっぱり「女王さまになるために」のAメロを使ったバリエーションで、変拍子(4+2+3+2の11拍子)のアレンジに載せた芝居がもう楽しくて、このシーン大好きです。

マジカル珍道中のシーン

もう1曲は、お姫さまがかけた魔法で凍っちゃった先生たちをみんなで力を合わせて助けるための「マジカルツイスト」(これも曲名は適当)。「みんなピース!」とどこか似た感じの楽曲です。先生たちはステージの上で凍ってるのでこのシーンで踊るのは姫さまとジュエルペットたちだけです。

知恵の木ステージ上が凍り付きます

みんなで歌って踊って魔法が解けて、姫さまは女王さまになります。新しい女王さまの誕生を祝ってパレードしようということでもう一度「女王さまになるために」で知恵の木の周りを行進します。このショーが始まってすぐ夏休みに突入したので、参加のちびっ子も毎度たくさんで大盛況です。行進で流れる曲は8ビートバージョンの「女王さまになるために」。80年代っぽいアレンジです。

行進が終わって魔法学校知恵の木分校の授業はおしまい。最後にみんなでもう一度マジカルツイストを踊ってお姫さまたちとバイバイ。次いで先生たちともバイバイです。充実の26分です。

出演者全員にセリフがあるのが楽しくて、お姫さま一行の登場から魔法を勉強するシーン辺りがおもしろいです。欲を言うなら、天使の大行進のようにお付きの二人にもダンスナンバーがほしかったかな。芝居とダンスの二択だったら当然ほかのショーではなかなか観られない芝居の方を取りますが。

みらいレボリューションに足りない(かもしれない)もの


余談ですが、マジカルマーチを観て大喜びしたあと、「みらいレボリューション」にどことなく感じる物足りなさの要因は、ドタバタした要素がないことかなと思いました。例えば天使の大行進のバトルシーン、ひみつの扉のバーガーマンのシーン、あるいはSomedayIIIのかくれんぼのシーン(ワンマンパペットショーにも似たシーンがありますね)などなどのような。

みらいレボリューションも前説の場内インタビューが結構ほほえましかったり、パラダイス博士が登場したときにうっすらと広がる笑い、シナモンの「未来楽しみわっくわくぅ」のようなちょっとしたボケなど、笑うシーンがあるにはあります。ただ、どれもドタバタした笑いではないです。一番それっぽいのはルビーがミラクルジュエルフラッシュを掛けるシーンだと思いますが、たぶん意図していたほどには笑いを取れていないように思います。

みらいレボリューションの楽曲はタイトルナンバーと思われる曲(「未来はどんなになってるの?」で始まる曲)をはじめどれも良い曲だと思うし、先日何度目かに観たときは「パワーオブコミュニケーション」の振りなんかちびっこたちがノリノリでやっていました。だからこそというか、手振りで参加させるのはコミュエネポーズだけで十分と割り切って、参加シーンのどちらか一方だけでもなにかコミカルな芝居に差し替えると、全体がぐいっと引き締まって観覧後の満足感が上がるように思います。余談余談。

2010年7月14日水曜日

おねがいマイメロディ~天使の大行進~

ひみつの扉に続いて7月で新ショーに切り替わる「おねがいマイメロディ~天使の大行進~」。竹田えりさんの音楽と、メリハリのきいたストーリー展開がとても好きで、このショーもひみつの扉に負けず劣らずよく観ました。

登場人物はイダ先生にカパさんに二人の天使、キティとダニエルとマイメロとクロミ。参加型のせいもあってかオフィシャルな映像ソフトは作られていません。私は参加者のちびっ子が行進するときにかかる「エンジェル・マーチ」が本当に好きで、ぜひサントラを出してほしかったんですが難しいんでしょうね。

ショーの構成には2009年5月にマイナーチェンジがあって、締めの一曲がお願いマイメロディのエンディングだった「ハレ☆ソラ」から、ジュエルペットのオープニングだった「マジ?マジ!マジカル☆ジュエル」に切り替わっています。名曲ゆえ、私はマイナーチェンジ後のエンディングの方が好きです。

今日で終演

2006年春のスタートで休日も平日も1日1回、今日2010年7月14日が最後の上演です。天使モードでのダンスにクロミモードでのバトル、そしてちびっこたちを先導しての行進とダンス、と、パレードと同じくらいの時間にパレード以上のいろいろなものが観られる大好きなショーでした。

ひみつの扉については、複数の方が「出演したいと思っていた」ということを話していて、それがとてもうれしかったのですが、この天使の大行進はどうだったんでしょうか。上演開始から今週まで通して出演された方は5人?6人? 長い間楽しませてくれてありがとうございました!

この週末(7月17日)に始まるショーは、ジュエルペットが主役の「ジュエルペットのどきどき!マジカル☆マーチ」。公式サイトにあるあらすじを読む限り、天使の大行進と似た構成の新作のようですね。これも楽しみに待ってます!

2010年6月30日水曜日

「ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!」ブロガー招待・その3

このお話の主役はどちらかといえばジュエルペットの3人(ルビー、サフィ、ラブラ)なんだと思います。が、行方不明になるシナモンはクレジットタイトルのトメに来そうな重要な役どころで「ひみつの扉」以上にラブリーです。公式サイトにあった謎の登場人物「C-MON」は非コミュな未来「ノンコミュニケーション・ワールド」に生きる、感情を亡くしたシナモン(の子孫?)のことでした。茫然自失で歩き回ってるだけなんですが不思議とかわいいです。

無表情でも不思議とかわいいC-MON

現代を目指すタイムトラベルはトラブルつづきで、変な時代に行ってしまって、通常の方法ではタイムマシンが動かない状況になります。そこから抜け出すための「特別プログラム」としてツアー客(観客)が参加できる簡単な手遊びのコーナーが挟まります。ここはストーリーの本筋とは関係ない挿話的なパートなので、別プログラムへの差し替えができるようにしてあるのかもしれません。

今のところは映像だけですが、ゲストキャラを出す手もあるよねーと期待しています。例えばフロンティア時代のアメリカ西部に行っちゃってカウボーイ&カウガール姿のエディ&エミーが出てくるとかですね。バック・トゥ・ザ・フューチャー。あるいは2199年に行っちゃって、ヤマトの諸君…はないか、さすがに。

諸国漫遊中のキティがカメオ出演します

シナモンの、そしてこのショーの最大の見せ場は、シナモンが宝物を見つけて現代に戻ってくるシーン。私は「オズの魔法の国」のクライマックスの、オズの語りと歌(Family)が好きなんですが、このシーンでシナモンがその宝物についてとつとつと語るところも負けていません。シナモンには、併せて一曲披露してほしいところです。

首から提げてるのが宝物
人気を保ったまま6年ものロングランを続けたひみつの扉の後継演目ということで、「ひみつの扉みたいな新しいミュージカルショー」を期待する人がたくさんいたことは想像に難くありません。きっとそれも承知のうえで、がらりとスタイルを変えてきたんでしょう。「新しいものは是」と思うので、みらいレボリューションも楽しんで観ていますが、このショーがこの先、新しいものでなくなっていったときにずっと飽きずに楽しんでいけるかどうかがマーブルとノーベルの双肩×2にかかっていると思います。

それを受けてか、ディスカバリーシアターの出口通路には、フェアリーランドシアターやメルヘンシアターのように、出演者の写真が掲げられるようになりました。これまでもシナモフレンズの写真は出ていましたが、今回はマーブルとノーベルの写真も名前入りで全員分出ています(クアドラプルキャストです)。前説にも本編にも、きっと進化の余地がたくさんあります。二人の組み合わせはほぼ固定みたいですし、息の合った掛け合いが観られる、より楽しいショーにしていってほしいです。がんばれ!

きっとうまk(ry

2010年6月29日火曜日

「ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!」ブロガー招待・その2

ブロガー招待を受けて観て参りました「ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!」。ひみつの扉は開演時刻ちょうどの入場開始でしたが、みらいレボリューションはほかのシアターと同様に、着席して開演時刻を待つシステムです。下手のやぐらにはみらい研究所の看板。上手のやぐらには以前と同様、英語&中文の字幕モニターがあります。

もはやひみつの扉のときどうだったか思い出せません
マーブルさんとノーベルさんの「台詞あり」は予想通りでした。髪が黄色いのがマーブルさん、赤いのがノーベルさんです。みらい研究所の職員で、世界初、人類初のタイムトラベルツアーのガイドさんたちです。ひみつの扉は、シナモンたちの心象を歌とダンスで見せ、それぞれを芝居でつないでいましたが、みらいレボリューションの中盤あたりはこれと逆です。オズの中盤のように芝居がメインで、その間を歌とダンスでつないでいる感じです。この場面転換(=タイムトラベル)のシーンで流れる曲が軽快で楽しいです。

めざすは現代♪
パラダイス博士とDISTOPIA博士はルー大柴さん(声と映像での出演です)。博士が発明したタイムマシンの特徴の一つとして、「暦の計算は不要でキーワードによる行き先指定ができる」というのがあるんですが、パラダイス博士が登場するだけで客席にうっすらと笑いが広がるので、せっかくなら「まだ機能に一部制約があってところどころ英語にしないとダメ(つまりルー語で)」とかの小ネタが混じってると面白かったかも。

タイポ発見。「習得」を「しゅとく」といってるのも気になるけどリテイクは無理でしょうか
タイムマシンのもう一つの特徴が、動力源のコミュニケーションエネルギー。ピューロランドではおなじみのハートのサインでコミュエネを充填するとメーターが上がってタイムマシンが動くという寸法。早く幼稚園団体が入る回に行きあってみたい。

コミュエネポーズの練習風景
続く。

2010年6月25日金曜日

「ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!」ブロガー招待・その1

ディスカバリーシアターの6年ぶりの新演目が「ジュエルペットとシナモンのみらいレボリューション!」です。正式な上演開始は2010年6月26日(土)。ただし6月23日(水)の休館日は株主総会の開催(於:パルテノン多摩)に合わせた株主向けの操業日でマスコミ向けのゲネプロおよび招待客向けのプレ上演、翌6月24日(木)には年間パスポートオーナー向けのイベント(先着200人・無料)、さらに25日(金)は恒例となった感のあるブロガー招待(抽選で100人)、および初の試みであるツイッター招待(抽選で100人)でのプレビュー上演があります。私も例によってここのブログをネタにブロガー招待に応募し、無事当選を果たしました。

公式サイトにある前田健さん(振付)のビデオメッセージなどを観ると、みらいレボリューションで鍵になるのは、ピューロランドのテーマそのものである「コミュニケーション」みたいですね(ピューロランドの施設理念は「ありがとうと言える楽しいコミュニケーションの場」)。20周年記念と銘打っているのもあながち行き当たりばったりではないようです。

出演するキャラクタはシナモン、ルビー、サフィ、ラブラ。そしてライブエンターテイナーが演じるマーブルさんとノーベルさん。この二人は役名が付いているうえ公式サイトにわざわざキャスト名まで出しているので、台詞がある役なのかもしれません。プリモガーデンで夏休みとかにやるタイアップ企画のライブショーのような感じかな。

キャスト紹介に歌舞団が出るとは書かれていないのですが、タイムマシンでいろいろな時代を見せるなら、ひみつの扉と同じくらいの人数でやるよね、いや、やってほしい、という希望的観測を持っています。さらに公式サイトには「C-MON(シーモン)」という登場人物(?)も名前だけ載っています。タイムマシンのナビゲーションロボットみたいな役回りのCGキャラクタかなにかなのか、あるいは序盤で行方不明になるらしいシナモン(cinnamon)に掛けてあるのかなどなど憶測が膨らみます。

続く。

2010年6月19日土曜日

シナモンの「ひみつの扉」・スペシャルイベント

2010年6月6日に開催された「『シナモンのひみつの扉』ありがとうスペシャルイベント!」。シナモンが「わけもなく飛び回っちゃ」う、おなじみのオープニングで幕開けです。ショーのときには手ぶらで飛びますが、この日だけはお礼のメッセージが書かれたプレートを持っていました。

それを「なるほどねー」などとほほえましく観ていたのですが、いったん溶暗して歌が始まったところで大きなサプライズ。「え? いつもと違う」と思ってから、それが生の女声デュエットであることに気づくのに3秒くらい。数え切れないくらい聴いて聴き慣れた曲の、初めて聴く極上ライブ版でした。

もともと、引き込まれるような旋律を持ったこの序曲の役割は、観ている人を次の「イマジネーション」の世界に連れて行くこと。私はこの極上版のオープニングで完全に別世界に連れて行かれた気がします。今でもあの後の一時間半が夢のようです。いつかまた聴かせてほしいです。

イベント本編は出演者紹介やクイズ、ゲームなど。ひみつの扉は生のせりふがないショーなのでプレミアム感いっぱいでした。最後はショーのエンディングと同じ、夢をひとつに(のショートバージョン)をみんなで歌って踊ってお開きとなりました。

少しの待ち時間のあとグリーティングタイムです。That's Sanrio☆Entertainment!!の初演(2009年12月)のときのように、出演者の方々が知恵の木の周りにぐるりと立って待っていて、思い思いに好きな人のところにいって直接話をしたり一緒に写真を撮ったりできました。

時間もそこそこ余裕があって、一人二人並んだらもう時間切れ、みたいなことはありませんでした。それでもやっぱり、考えてきたことの半分も伝えられず。グリーティングがあるよ、というアナウンスが出てからずっといろいろと考えていたのですが。

本日千秋楽


そのひみつの扉も、今日2010年6月9日が千秋楽です。これを書いている時点であと2回の上演を残すのみ。ほぼ6年間、上演回数は7000くらいでしょうか。スペシャルイベントも終わったし普通の平日なのできっと淡々と終わるんでしょう。

大好きなショーだったので心底名残惜しいですが、新しいことを始めるためにはなにかを終わらせないといけませんからね。ひみつの扉にかかわったすべての方へ、お疲れ様でした! どうもありがとう! 6月26日に始まる新演目には、いまいろいろな人が全力で取り組んでくれていることと思います。楽しみにしていますよ!

2010年6月8日火曜日

シナモンの「ひみつの扉」~It’s a Wonderful Dream~

ピューロランドで一番のロングランを続けてきたのが、ディスカバリーシアターで上演中の「シナモンの『ひみつの扉』~It's a Wonderful Dream~」です。心の中に描いたイマジネーションが現実のものになって出てくる扉のお話。ストーリー、楽曲、衣装、そして南流石さんらしいせわしない振り付けのダンスとどれをとっても素晴らしくて、何度も何度も観ているのにまったく飽きがきません。

シナモンたちが結構激しく踊ることにびっくりしたもんです
「夢をかなえる」「夢がかなう」は、夢の国たるピューロランドのショーではあちこちに出てくるテーマです。「シュガーバニーズのきっとうまくいくよ!」にはレブ・ビアン・ブレ(英語ならDream comes true.)というそのものの歌詞があります。Believeは夢が現実になるというテーマが四つのメルヘンをくるんでいます。2008年後半に半年だけ上演された「ブルーズクルーズショー」にも、「想像することが実現への第1歩です!」という台詞がありました。この「ひみつの扉」もメインテーマが「イマジネーション」であるように、夢がかなうことを真ん中に据えた、ピューロランドの王道を行くショーでした。

長く続いてきたのは実際に人気があったからでしょう。今年のゴールデンウィークには1日で8ステージも上演する日があったほど。遠足で来る幼稚園の団体もこのショーは必ず観るようにコースを組んでいたみたいです。幼稚園団体が入ると普段は聞けないところで手拍子が始まったりして、それも楽しかった。

イマジネーション!


このショーで歌われるナンバーは、いまざっと数えてたぶん7曲(序曲、イマジネーション、パッションファッション、ミュージカルスター、たべものラップ、夢のレストラン、夢をひとつに―正式な曲名はわかりませんが)あります。

私が一番好きなのはやっぱり「イマジネーション」です。特に好きなのがBメロの「真っ青な海 高い空 優しい風 白い雲 大好きな笑顔」。緩-急-緩のスピード感、歌われている情景、そしてあのたまらなく素敵なサビへのつなぎ。もう完璧です。

資料映像(ランギロア島@仏領ポリネシア)

2010年4月24日~6月9日は「ありがとう!シナモンの『ひみつの扉』フェア」期間でした。フェア期間中の土日には、並ばずに観られるリザーブシートの販売がありました。リザーブシートには、ステージ上で出演者との記念撮影ができる回も8日間・1日2回の全16回(各回24人)だけ設定されていて、これはどの回も好評売り切れでした。

そして、去る6月6日には「『シナモンのひみつの扉』 ありがとうスペシャルイベント!」と題したファン感謝イベントがありました。ファンとしては迷わず参加です。

続く。

2010年6月1日火曜日

夜を楽しまNight!~涙の卒業式スペシャル

ページビューカウンターがいつのまにか1万超えていました。ざっくりと2500くらいは自分で回してる気がするのと、5000くらいは検索エンジンからのアクセスだと思うのとで特に節目感はないのですが。残りのたぶん2500くらいを回してくださったみなさん、ありがとうございます。

節目と言えば2010年5月29日は「夜を楽しまNight!~涙の卒業式スペシャル」がありました。毎土日に開催していたころから、夜を楽しまNight!は観たり観なかったり。今回はメンバーがごっそり7人も抜けるとのことで観にいってきました。不定期開催になってからは土日の2夜連続とか、1日ずつ2週連続とかでの2日間開催が通例ですが今回は一夜限り(去年も卒業ナイト自体は1回でした)。ディスカバリーシアターより広いメルヘンシアターでの開催です。

ほとんどの曲で今回と同じキャスティングはもう観られないので、目(とメモリーカード)に焼き付けてきました。いつものエンディングの後に、卒業メンバーのスピーチや花束贈呈がありました。ここで泣けてきたら困るなーとびくびくしていましたが、私はまだまだ実感がわかなくて、しんみりと見守っていた感じ。

お開きになったあと恒例のお見送りではそのようなしんみりムードも吹き飛び、全体にはにぎやかで和やかないつものお見送りでした。さんざん考えてきたことをほとんどなにも言えないのも毎度のこと。でも卒業する方々にはなんとか「最後まで楽しかった。ありがとう。元気でね!」と笑顔で伝えられました。去る5月1日夜、出演者の半分が青字で記されたイベント案内が公開され、少しどんよりした気分でピューロランドに行ったらみんないつもの笑顔で、暗い気持ちも消し飛んで「最後まで笑顔で応援、最後に笑顔で感謝」と決めておよそ1カ月間過ごしてきました。卒業する人たちもそれを望んでいると思ったし、今になってそれはその通りだったと思います。

卒業生の方々の大半には、もう会うこともないのだと思います。どういうめぐり合わせか幸せな時間をもらった一人として、どんな進路であれそれぞれに良い道を歩んでいかれることを祈ってます。

次回の開催日や内容は未定だそうです。夜アナは?キャラソンは?ナイトガールズは?と、オーガナイザーの二人(と看板娘ユニット)以外はどこをとっても新しいものにならざるを得ないので、去年のように卒業スペシャルの翌週に新人さんいらっしゃいスペシャルとはいかないのでしょう。ナイト自体は続くようなので、在校生の皆さんには「次も楽しみにしてますよー」とささやかながらアツをかけてきました。セミが鳴くころまでに何か良い知らせが聞こえてきたらいいなと思います。

2010年4月26日月曜日

ミュージカルSomeday

2010年4月24日、4月25日に3部作を通しで上演する「ミュージカルSomeday完全版」を観てきました。ピューロランドに行くようになって割と日が浅い私にとって、「フェアリーランドシアター=Somedayシアター」なんですが、それもSomeday Episode IIからの話でした。1作目はDVDでしか観たことがありません。

そのSomeday(第1部)を生で観られたことももちろんよかったのですが、なつかしいSomedayIIの「夢の中へ」や「レッスン」のシーンを生でもう一回観られたのがうれしかった。SomedayIIIは今のところいつでも観られるわけですが、「戴冠式の歌」でアレグロとバラードのことが歌われている個所、「本人たちが出てこないかなー」と期待を込めて上手のバルコニーを観てたら本当に出てきて拍手しそうになりました。戴冠式自体もアレグロとバラードがちゃんと列席するフルメンバーでのお式。

最後は客席にぐぐっと近寄ってのグランドフィナーレと、初演から数えること7年のSomeday三部作への万感の思いがこもった感動的な挨拶がありました。1時間45分の長いステージお疲れ様でした! 楽しかったです!

芸能人カレー部サンリオピューロランド店・食べてきました

期間限定の芸能人カレー部サンリオピューロランド店、時間が合えば食べてます。


まず食べたのは体育会系カレー。試食会のもらい写真を見た時はスルーしてましたが、結構な量のフライドガーリックが散っています。スパイシーなカレーに豚ショウガ焼きが載ります。試食会の時も感じたのですが、このカレーソースはスパイスのせいか「なんだこれ?」と思うくらい一口目の口当たりがとんがってます。が、トッピングのショウガ焼きの甘みと合わさるとこのスパイシーさがおいしいです。芸能人カレー部が出店している1Fのグルメバザールは案外ジャンクなメニューが多いですが、この体育会系カレーは期間限定ながら一等賞でしょう。



次は牛すじカレー。ラーメンどんぶりみたいな器で出てきました。「ぼっかけ」がトッピング。試食会のときは赤ワインがかなり強く香っていました。営業バージョンを食べてみたら意外なほどおとなしい感じでした。ぼっかけのせいなのかなと思ってカレーソースだけ食べてみたけどやっぱり試食会とは味が違う気がしました。でも普通においしいカレーを食べたい人には一番のお勧めです。おとーさんがこどものころにボンカレーを食べた時の感動を再現したくて全力で俺レシピのボンカレーを作ったら、オリジナルのボンカレーをはるかに超えるカレーできてしまったといった感じの味です。



そして部長カレー。一緒にタピオカ入りミルクティー頼みました。トッピングは厚切りトンカツ。これも万人受けするカツカレーだと思います。これはカツなしで味わっても良いかもしれません。



試食会で最初に食べてかなり気に入った辛口キーマドライカレー。写真に撮るとかなり地味だけどこれが一番好きです。素揚げ野菜がトッピングです。辛さ表示は5段階の辛くない方から2番目なんですが、印象はそれより辛い感じ。トッピングありの営業バージョンではこの辛口キーマドライが一番おいしく感じました。



そして直近で食べたのがちょっと贅沢なカレー。これは試食会の印象とかなり違いました。試食会レポートに生クリームとか何とか書きましたが記憶違いかも。一口食べて「なんかしょっぱい?」と思ったらトマトの酸味でした。トッピングはビーフシチュー。つまりグルタミン酸とイノシン酸。これはおいしい。1位のキーマドライ辛口は動きませんが、この贅沢を2位に。牛すじが3位。

それにしても、比較しながら食べる試食会とは印象が変わるのが面白いです。試食会では部長カレーが一番おいしいと思ったんですが、カツが載ったのを食べたら案外普通のカレーでした。営業運転ではまだ甘口キーマドライとヨーロピアンを食べていませんが、辛口キーマと贅沢をリピートしてしまいそうなのでこの二つは最後まで食べる機会がないかもしれません。

先日気づいたのですが大分ハーモニーランドにも芸能人カレー部が出店しているんですね。カレーとトッピングの組み合わせが違ったり、900円の統一価格じゃなかったりしますが。どんな様子なんでしょう。

2010年4月4日日曜日

That’s Sanrio☆Entertainment!!・再々演

2010年3月20日と3月21日に上演された「That's Sanrio☆Entertainment!! in メルヘンシアター」の再々演に行ってきました。カレー部効果か、このThat's…効果か、近ごろアクセスカウンターの回りが良いです。

That's…の上演は2009年末、2010年2月に続いての3度目です。構成や演出は、中盤のトークコーナーを除き、2月の再演版と同じだったと思います。

この顔合わせでの上演は今回が最後とのこと。メルヘンシアターの出演者が3月末に一部入れ替わったのと、お隣のエンターテイメントホールで上演していた「湖のメルヘン」も4月4日に千秋楽を迎え、このThat's…でも大活躍しているアクロバット&ダンサーが帰国してしまうためでしょう。お疲れさまでした! ありがとう!

次回上演予定の具体的なアナウンスはありませんでしたが、お見送りグリーティングの最後に「リクエストはどしどしくださいね」というようなあいさつがありましたので、リクエストすればするだけ充実したステージになって返ってくることと思います。2010年末にも新プログラム上演、となるのを期待して待ってます。

あと公式DVDの発売をお願いしますお願いします。

2010年3月21日日曜日

芸能人カレー部サンリオピューロランド店 オープン記念試食会

去る3月1日、ぼんやりと「次のブロガー招待はKITTYLABかな」と思っていたところに一足早い招待企画が飛び込んできました。「That's…」の再々演と「芸能人カレー部サンリオピューロランド店」のオープン記念試食会。

That'sの招待は3月20日と3月21日の各日50名ずつ(応募していいのはどちらか1日のみでした)。もともと観に行く気満々だったこともあり、こちらは普通にチケットを購入して観ることに。お金を払う席の方がよい席だろうし、「タダなら行く」という人が観られるのも良いことなのとで。

一方のカレー部。芸能人5人のレシピで作ったカレーのお店を、3月20日からの春休み期間と5月9日までの土日に営業する、という期間限定企画。そのオープン前日(3月19日)の試食会への招待です。「招待内容:ブログをお持ちの方30名様をサンリオピューロランドにご招待」となっていて、入場券がもらえるだけなのかタダメシ企画なのかどうかもよくわかりませんでしたが、こっちは迷わず応募しました。

狭き門なのであまり期待していませんでしたが、またまた運良く当選しました。招待券とともに届いた案内の紙を見ると「カレーは全品召し上がれない可能性がございます。」とあります。少なくともタダメシ企画ではあるみたい。

幼稚園の卒園遠足シーズンは去り、学校が春休みに入る直前という時期に当たりますがそこそこの人出でした。3月20日にプリモガーデンではじまるジェルペットのイベントもプレオープンしてにぎわっていました。

集合時刻の16:00にグルメバザールへ。会場は左手奥にある、クッキー作りの体験教室をやっているエリア。「しかし何故16:00?」と思ってたんですが、グルメバザールが15:00まで通常営業なのと閉館が17:00だからですね。

●ひみつのパーティ会場へ

事前の案内に「※本イベントに芸能人は出演致しません。予めご了承ください。」とあった通り、ほんとの試食会でした。芸能人カレー部はすでに赤坂にお店を出してるんだそうです。
今日はお昼をうまい具合に(?)食べはぐって、すでに胃袋は最強の調味料が充ち満ちている状況です。

「芸能人5人だから5種か、5食も食べられるだろうか」とか黄レンジャー乙な心配をしていましたが、予想を裏切りカレーは7種もありました。本番の営業で供されるトッピングはなしでしたが、「全品召し上がれない可能性がございます」ということは全然なく、完全に食べ放題のテラカレーパーリィでした。いただきます。
第1弾。まずは新山千春のキーマドライ甘口&辛口の相盛り。

●新山千春のキーマドライカレー


辛口がおいしい。いきなりヒット。ジワーッと辛さがきます。ドライカレーは家で真面目に作ると本当に面倒くさいのでこれはまた食べたい。

キーマドライの甘口。野菜と肉の旨みでこれもこれでおいしいです。私はピラフ状のドライカレーも好きなんですが、この甘口はそののりで食べたいかな。家で自分で作ったらこっそりぐしゃぐしゃに混ぜて食べたくなりそうです。できれば卵のせてカレー風味のオムライスとかにしたい。
第2弾。ラサール石井の牛すじカレーとカレー部長の部長カレーの相盛り。

●ラサール石井の牛すじカレー

●カレー部長の部長カレー


牛すじカレーは赤ワインで煮込んであるようです。ご飯だけだとちょっとワインが勝ちすぎてましたが、写真のようにぼっかけ(牛すじ肉とこんにゃくとかの煮込んだ料理)がトッピングとして載ってくるとのこと(試食は全メニューともトッピングなしでした)なので多分問題なしです。これはトッピングありバージョンを試すべくリピート予定。

一方の部長カレーは野菜とココナッツの風味。食べつけてないと「ココナッツ風味」に尻込みするかもしれませんがうまく使ってあるので、特にエスニック好きでなくても無問題です。私はこの部長カレーが今回一番気に入りました。トッピングはトンカツ。カツカレーはカレーの王様なのでこれを部長メニューとしたのも納得です。また食べたいけどカツカレーはカロリーの王様でもあるんですよね。。。てかカレー部長てだれ?

●これ食べ放題


招待は当選者本人のみなので各自黙々と食べてましたが、途中、司会の方がインタビューにきたりしてました。公式ブログにも様子が載るかもしれません。
第3弾は武蔵の体育会系カレーと森下千里のちょっと贅沢なカレー。

●武蔵の体育会系カレー

●森下千里のちょっと贅沢なカレー


体育会は最もスパイシーでひりひりきます。辛さは5段階の4(5が一番辛い)との案内でしたが一番辛く感じました。トッピングはしょうが焼き。このひりひりは相当いい感じに効くと思います。これもトッピングありで食べたいのでリピート予定。いまはなき「牛ゆう」のスタミナカレーみたいな系統になってることを期待。

ちょっと贅沢なカレーは、カレー自作派の黄レンジャーな彼女が日曜の昼にごちそうしてくれそうなカレー、というコンセプトで作られたカレー、かどうかは知りませんがそんな感じでした。生クリームが入ってたり、トッピングがビーフシチューだったりします。とにかく辛いのが好きというわけではない人にはこれか牛すじカレーがおすすめだと思います。
最後は石田純一のヨーロピアンカレー。

●石田純一のヨーロピアンカレー


7種類の中で一番辛いというカレーです。私は体育会系のスパイスの辛さのほうが辛く感じました。もちろんこれもこれで辛いです。私はアジアンなカレーが好きですが、勤め先近くにあった割と有名な欧風カレーのお店の味を思い出したので欧風カレー好きの人には良いと思います。トッピングはグリルしたチキンだったかな。私は蒸かしたジャガイモとか付けてほしい。

一通り食べ終わって、さすがにお腹いっぱいになってきてましたが、とどめを刺すために部長カレーとキーマドライカレー辛口の相盛りで締めくくりました。

ごちそうさま。

アンケートに、ベスト3を書いてね、とあったので1位:部長、2位:キーマドライ辛口、3位:牛すじとしてきました。牛すじは期待値込みにて。部長とキーマドライ辛口はほんとにおいしいです。値段はどれも900円。どれもいけていたので期間中にピューロランドに行けたらリピート予定のものを食べてくるつもりです。ラーメン好きほどじゃないにせよカレー人口は多いと思うので、ペア入場券+ハーフポーションのカレーを4種選べる割引チケットなんか売ったら結構行けるんじゃないでしょうか。

終了は17:00の閉園ちょっと前。翌日の再訪(That'sの再々演を観るため)を誓ってピューロを後に。誘われていた飲み会に直行しましたが満腹で料理にあまり手を付けない様子を不審がられました。

2010年3月7日日曜日

cute’n’pretty, nice’n’smooth!

「星がハジケた」。いい曲です。

次回はペンライト持参OKなんでしょうか。

2010年2月23日火曜日

That’s Sanrio☆Entertainment!!・再演

2009年末に上演された「That's Sanrio☆Entertainment!!(ザッツ・サンリオエンターテイメント)」の再演(2010年2月14日と同2月20日)を観てきました。いやー、楽しかった。

ショーの流れ


初演と同じですが、変更がいくつか加わっていました。大きく違っていたのはメルヘンシアター・ヒストリーのうちEASY TO LOVE(「ドリームレビュー2」より)に出るバレエ頂技のキャストが、湖のメルヘンの二人からパレードに出ている二人に変更になったことと、それに続く泉(「妖精フローレンス」より)のコントーションの演技が、フローレンスの登場後に回ったこと(時間も気持ち短め)。このほかちょっとした衣装替えや楽曲のアレンジ、動きなど気づいた限りで3個所の変更。ビデオを見返せばもっと出てくるかな。やっぱり南の島~Pango Pangoあたりが観ていて一番楽しかったです。

グリーティング


ビレッジで任意に対面する2009年末版の形態ではなく、整列してのお見送りでした。チケット予約システムの案内では、グリーティングの時には写真やビデオの撮影は不可で立ち止まってのおしゃべりもできません、という意味のことが書かれていましたが、声を二言三言掛けて握手する程度は全く問題なしでした。「どうぞ握手などなさってくださーい」とスタッフの方も盛んに言っていましたし、歌舞団の周囲には通訳の方も待機していました。ただしキティ・ファミリーのお見送りはなしでした。

DVD化?


開場前にメルヘンシアター入り口で流れていたダイジェスト版の映像が気になって、グリーティングのときビレッジにいたスタッフの方に「DVD出ますか?」と訊いてみました。答えは「担当者にお伝えしますね」。「出るとは決まっていないけど出さないと決まったわけでもないみたいですよ」といった感触でした。「ぜひぜひ」とお願いしておきました。コピーライト面でほかのショーより難易度/コストともに高めかもしれませんが期待して待ちます。

そして3月20日と3月21日にも再々上演決定とのこと。また観に行ってきます。

2010年2月8日月曜日

That’s Sanrio☆Entertainment!!

2009年年末スペシャル「年忘れピューロランド大感謝祭!」の一つとして上演されたショー「That's Sanrio☆Entertainment!!(ザッツ・サンリオエンターテイメント)」を観てきました。これがもうタイトル通りの内容で、60分にぎゅっと詰まったエンタテインメントがあっという間のすんばらしく楽しいショーでした。再演があるそうなので遅ればせながら。

公式サイトには淡々と「★メルヘンシアター過去の作品メドレー&初公開ダンスナンバー!」なんて書いてありましたが、あそこは「ピューロランドのショーが好きな人には必見!」と伝わるように書かなきゃダメです。それくらい素晴らしかった。ビデオ装備で行ってほんとによかった。ヘビロテで観てます。

年末の忙しい時期にレギュラーのショーと並行してこれだけのステージを作り上げた皆さん、すてきなショーをありがとうございました。2月の再演も観に行きます。この調子でほんとの20周年を迎える2010年末にもぜひ「真・20周年記念版」をやってほしいです。できればメルへンシアター以外の演目も含めた構成で、休憩はさんでどーんと120分くらい希望です。ぜひぜひ。

2月14日と2月20日の再演のチケットもまだ手に入るようですし内容をちょっとだけご紹介します。ビデオからのキャプチャなので画質悪いですが。


オープニングはミュージカルDreamgirlsでも使われていたOne Night Onlyのカバー。もうこれ観ただけでわくわくです。「come on, come on」て歌詞が最後にあるのですが「多摩っ!多摩っ!」にソラミミしてしまいます。どんな耳だ。


アクロバットダンス。The Atomic FireballsのMan With The Hexとパワフルなアクロバットがよく合ってました。ジャグリングとこの縄のアクロバットがメイン。ジャグリングはBelieve(パレード)で、縄は湖のメルヘンでそれぞれ見られますが、こちらのほうがいろいろなバリエーションを楽しめます。衣装も断然こっちがかっこいいです。


メドレー「メルへンシアター・ヒストリー」は時間にして3分の1くらい。ONEと2とフローレンスからおいしいところを持ってきた感じの選曲です。この画像はONEで歌われていたI'll Build a Stairway to Paradise. のシーンです。I'll…、EASY TO LOVE、'S Wonderfulはスタンダード・ナンバーなんですね。


妖精フローレンスです。メルヘンシアターで上演していた妖精フローレンスはBelieveと違ってブルー基調でした。黄色い二人はBelieveでいえば妖精フロートについてるピンクとオレンジの花の精でしょうか。妖精フローレンスからはもう一曲「ハードボイルド」も観られます。妖精フローレンスは思い起こせば名曲ぞろいです。


キティたちももちろん出演しています。画像は「2」から南の島。キティのパパとママもONEからの'S Wonderful(「ス・ワンダフル」)で華麗なダンスを見せてくれますが画像は省略。


メドレーはThe Atomic FireballsのPango Pangoで最高潮に(楽曲はオリジナルのままだったのでメルヘンシアターで以前に使われたわけではないと思います)。大盛り上がりでかっこいいのなんの。ほんとエンタテインメント。私にはこれが今回のベスト・ナンバーでした。メルヘンダンサーの皆さんもニッコニコしながら楽しそうに踊っていましたし南京雑技団もむちゃくちゃかっこよかった。


10分ほどのトーク・セッションをはさんで、後半はフィナーレ&グランドフィナーレ。音楽は一曲しかわかりませんでしたがたぶんみんな新旧の洋楽でしょう。追記20100523:この写真のシーン「ペアダンス」の音楽はbondのViva!でした。味覚糖のCMで使われたおかげでわかりました。ヴィヴァルディ「四季」の冬が原曲だそうです。


Christina AguileraのCandymanに載せたキュートなダンス。この曲はオリジナルのPVも素敵なんですが、歌詞からしてちょっと大人向け。ピューロランドは子供向けオンリーじゃないよ!というメッセージも込みでしょうか。サンリオエンターテイメント的に見せるとこうなるんだねぇという可愛いナンバーでした。


「ダンディ」と題した演目です。オズなど普段のメルヘンシアターには男性は2人しか出演されていません。そのステージに8人も男性がそろうと迫力あります。メルヘンシアターでオズに出演している6人+湖のメルヘンのダンスパート(天津雑技団)の2人です。事前の出演者情報には天津雑技団は含まれていなかったように思うんですが、女性の2人も合わせて4人とも出演されていました。追記20110714:このシーンの楽曲はThe Atomic Fireballsの「Starve a Fever」でした。


ロケットは14人。もう言うことないです。


グランドフィナーレはオズのグランドフィナーレのアレンジ版でした。パレード=グランドフィナーレで、その先頭の歌がエトワールなんだそうで。


アンコールは「胸一杯の愛を」という曲をみんなで合唱。私は初めて聴く曲でしたが「ご存じの方は一緒に踊ってください」と言っていたので古いファンにとっては定番の曲なんでしょうか。ちなみにBanglesの「Eternal Flame(胸いっぱいの愛)」ではありません。それはそれで聴いてみたいですが。追記:Led Zeppelinの「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」というのもあるみたいですね。これとも違います。友人によれば「カウントダウンで歌った気がする」とのことです。

というわけでピューロランドの中の人には2010年末の「真・20周年記念版」を重ね重ねよろしくです。あ、その前に2009年版のDVD出してくださいお願いしますお願いします。

2010年2月7日日曜日

「湖のメルヘン~Rio」舞台写真

「湖のメルへン~Rio」の本公演が始まって2カ月半。エンターテイメントホールで新アトラクション「KITTYLAB」が2010年4月24日に始まると発表になったので折り返し地点を過ぎたみたいです。残り2カ月。「舞台写真も後日掲載」とか書いておいて放置していましたが遅ればせながら掲載します。今さらですが。

写真はだいたいストーリーの順ですが撮影日やダブルキャストの役者さんはバラバラです。


●オープニングの男前工務店(背中に「SP Corporation」と書かれてます」)はなかなかかっこいいです


●こちらのアランは体育会合気道部OBみたいな雰囲気の役者さんです。こういうへんてこな衣装は大好きです



●白鳥のまま姿だけ人間になってアランの前に現れるリオ。これ、相当怖いでしょうね



●もうすっかり慣れて、慣れた後はなかなかの名場面に見えてきました。役者さんの演技がうまくこなれてきたせいもあるのかも。初見の人はやっぱりぎょっとするんでしょうか



●この衣装を見ると3年前にやってた森メルのミエルをちょっと思い出します。ウロ覚えのせいだと思いますが



●湖の祭り。この衣装はやっぱりまだ慣れない



●もう一人のアランは、かつて体育会野球部で俊足を生かしてセカンド守ってましたって感じ



●本物の人間になったリオはかわいいワンピースで登場します。アランはこのシーンはジャケットを脱いで出てきますが着替えはこの後一回だけ



●白鳥のバレエ頂技(というそうです)。このシーンは役者さんの都合かときどきカットになります



●マネージャーさんはダンスパートとしてもストーリーの一員としても大活躍です



●ホテルスワン開店でーす。この辺の演出はちょっとずつ変わってます



●カーテンコール。白鳥の姿に戻ったリオは芝居中は薄暗いシーンでしか見られません。おでこ全開でかわいい